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泣きっ面に蜂が刺し、笑う門には福来る


by jastur
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官から民官へ・・・

いきなりですが・・・

田舎の郵便ネットワークを、民間で維持するのは正直無理かと思われます。


税金を投入しない、現行の郵政事業の体制でも、特定郵便局が減らされる方向に動いているため、民営化後は年間2兆円の基金を積んでも、減る一方でしょう。


国鉄が民営化後JRで不採算路線を大量に廃止したのを見れば明らか。


電車は、車で代わりがきいても、金融機関のインフラはそうは行きませんよ・・・


「じゃあ、車で離れた郵便局なり銀行に行けば・・・」


そんな声聞こえてきそうですが、車が無かったり、運転できないお年寄り、も多いんです。また、高齢化すればそれだけ事故の危険が増えるのも事実。


その場合、わざわざお金を払ってタクシーを使うしかない。


まあ、

「そんな山間部はほっとけば・・・」

 なんて話になるかもしれないんですが、そこに人がいて、山や畑が管理されて、治水灌漑が成り立ったりしているのも事実です。


その経済効果はかなりのもの。

郵政は今のところ税金投入してないわけですから、プラスプラスの関係です。


今の法案で民営化すれば、マイナスマイナスの可能性大。


ある意味、

「官から民へ」 と 名前だけ民をつけた


『官から民官』 となりそうな気配。


理想を言えば「半官・半民」 ぐらいがちょうどいいんじゃないですか?


そういう視点から見ると、民主党案が妥協していそうで、まともなようにも思えますが・・・


正直、おかしいでしょ!


一番、日本の郵政民営化を要求している アメリカの郵便局は国営です!



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by jastur | 2005-08-27 00:19 | 社会